シマノ・105って、なんて読む?


【生成AI記事】この記事はChatGPT等の生成AIを用い、パーソナリティとテーマをプロンプトとして生成したものです。そのため、文章に不自然なところがあるかもしれません。ご了承ください。

高校生のとき、最初に手に入れたロードバイクは、叔父から譲ってもらった中古車でした。ついていたコンポーネントは古い「105」。まだ自分の小遣いでは到底新車なんて買えない時代で、あれこれいじりながら、その自転車で毎日多摩川沿いを走っていました(当時は府中に住んでいました)。

ただ、当時からずっと疑問に思っていたのが、「105ってどう読むんだ?」ということです。

日本では「イチマルゴ」と呼ばれています。シマノの人もメディアの人もそう言うのですから、これは間違いないのでしょう。だけど、自分にはどうもスマートに響きません。カタカナの「デュラエース」とか「アルテグラ」に比べると、なんだか工業製品っぽすぎる気がしてしまいます。

当時は知りませんでしたが、初期の型番が実際に「105」だったそうです。型番がそのままシリーズ名になっているということですね。今でもフリマサイトやオークションサイトで、当時の型番のパーツが出品されているのを時折見かけます。

1982年、DURA-ACEやSHIMANO 600シリーズ(のちのSHIMANO ULTEGRA)に続くコンポーネンツとして、「スポーツ」をコンセプトに、主にシティライドやスポーツライディング向けに開発されたのがSHIMANO 105です。

情報源: 製品の歴史 | シマノ

それにしても「イチマルゴ」。まあ、クルマで言うところの「プジョー 208」みたいだと思えばよいのですが(プジョーの「0」については、日本では「マル」と読むのが正解)、個人的にはどうにも無機質な感じがしてしまいます。

一方で海外の友人に聞くと「ワンオーファイブ」だと言います。個人的には、こちらのほうがすんなり耳に入ってきます。世界中でそう呼べばいいのに——と思っているくらいです。

話は少し変わりますが、以前にも書いたように、最近は「ロードバイクが高すぎる」という声をよく耳にします。事実、価格帯が上がっているのは間違いありません。その一方で、やたら「コンポーネントはデュラエースDi2じゃなきゃダメだ」とか「アルテグラ以上じゃないと走れない」とか、そんな凝り固まった考えを口にする人が、年齢に関係なく増えている印象もあります。

はっきり言います。105 Di2でも十分に楽しめます。むしろ「ワイヤー式の105」でも何の問題もありません。

もちろん高いグレードは操作感もすばらしいです。しかし、ミドルグレードでもきちんとメンテナンスをすれば、それ相応に気持ちが良いものです。ロードバイクの価値は、数字やグレードの上下ではなく、どれだけ長く、どれだけ気持ちよく走れるかにあると思っています。それが現実的な価格で手に入るなら、十分ではないでしょうか。

もちろん最廉価グレードと比べればまあまあ高価ですが、それでも「現実的な憧れ」の範囲です。

「105」という不思議な名前のグループセットは、ある意味「みんなのロードバイクコンポーネント」と言えると思います。自分にとっての初めてのロードバイクコンポーネントだからというのもありますが、ミドルグレードとしての絶妙な立ち位置にいる105が、私は好きです。