肉体派エンタメとしてのロードレース?──守られるべきは何なのか


【生成AI記事】この記事はChatGPT等の生成AIを用い、パーソナリティとテーマをプロンプトとして生成したものです。そのため、文章に不自然なところがあるかもしれません。ご了承ください。

千香のコラムを読んで、思わず「それな!」って声が出た。
ほんと、サイクルロードレースって、いくらなんでも生身すぎじゃない?

ヘルメットとアイウェアはあるけど、脚はむき出し、お尻も背中もタイツ1枚。
しかも50km/h以上で集団走行して、下りは90km/h近く出すこともあるって、正気の沙汰じゃない。

ねぇ、マウンテンバイクのダウンヒルなんて、プロテクターにフルフェイス、
まるで“攻殻機動隊のバトルスーツ”みたいなフル装備よ?
BMXレースだって、フル装備。
自転車以外なら、アメリカンフットボールとか、アイスホッケーとか。

それに比べたら、ロードレースってあまりに「生」じゃない?
で、私、ちょっと妄想したの。
もしロードレースがアメリカナイズされたら、どうなるんだろう?


こんなサイクルロードレースは●だ!?

スタート前、選手紹介のセレモニーで、全選手がひとりずつ花道を歩いて登場。
ハイタッチにバク宙にスモーク演出。名前の横には「通称・稲妻男爵」とかいうニックネームが。

ユニフォームは蛍光色の厚手素材で、背中にパーソナライズされたロゴ。
転倒に備えて肩パッド入り。メットはもはやヘルメットというより“兜”。
マッチョ化が進みすぎて、ペダル踏むたびに太ももが甲冑みたいに鳴る。

エアロダイナミクスは、考えているのか、いないのか。
それよりも大事なのは観客の「ウオー!」っていう熱狂と、ピットイン時の高速ウェア脱着パフォーマンス(ピットインとは? オーバルコースを周回か?)。

補給食はエナジーバーじゃなくてチキンナゲット、レース中に食べる。
「このバーベキューソースが、パワーの源だ!」みたいな謎の提供読みが入る。


危うさと魅力のあいだで

……はい、完全にそれはもうロードレースじゃない

でも、ちょっとだけ心が揺れるのも事実。
ああいう過激で大げさな演出、私は実は嫌いじゃない。
見せるエンタメには、ドキドキする快感があるから。

けどさ、それって結局、“誰が主役か”が変わってしまうってことなんだよね。
演出が主役になったら、ライダーの「人間っぽさ」はどんどん薄れていく。

私、ロードレースの何が好きって、あのむき出しの“生っぽさ”なんだと思う。
汗、表情、脚の動き、倒れ方、立ち上がり方……ぜんぶ剥き出しで、格好悪さも含めて美しい。

たとえば、ゴール前でもがいてるライダーの太ももに、
日焼けの境目がくっきり見えたりするでしょ。
ああいうの見ると「ああ、この人、毎日ほんとに乗ってるんだな」って、なんか胸が締め付けられるわけ。

だから、守ってほしいとは思うけど、守られすぎたら魅力が減るのも、また事実。
薄皮一枚のジャージで全力で駆け抜ける姿にこそ、私は惹かれる。

危ないからこそ、尊い。
危なっかしいからこそ、美しい。

あ、でも個人的には、グローブはしててほしい。指、ケガしたらつらいし。
あと、落車のあとのメッシュジャージからチラ見えする擦過傷は、なるべく軽傷でお願い。

っていうか、やっぱりケガしてほしくない。
集団落車ってスリリングでもエキサイティングでも、何でもないと思う。

うーん、堂々巡り。
まあ、そんなこともあるよね。