GIANT(ジャイアント)が2026年モデルとして、クロスバイクの新製品「ESCAPE X」を発表しています。
リンク: 2026年モデル:ESCAPE X / CONTEND SL / TCR ADVANCED GEN9 RIM BRAKE を新発売! | Giant Bicycles Japan 日本
GIANTの「ESCAP」と名の付くシリーズは、もともと「ESCAPE R」にしろ「ESCAPE RX」にしろ、当初は700×28Cタイヤが標準装備されていました。これは「ロードバイクより太く、一般的なクロスバイクより細い」という立ち位置だったわけですが、その後ロードバイクに標準装備されるタイヤが少しずつ太くなっていきます。それを追いかけるように、ESCAPE RやESCAPE RXのタイヤサイズも変化していきました。
今では、ESCAPE Rが32C、RXは30Cタイヤを標準装備するようになりました。
そして、ついに700×38Cタイヤを標準装備する「ESCAPE X」が登場したわけです。
リンク: Escape X (2026) | Fitness bike | Giant Bicycles Japan 日本

数年前、とある自転車雑誌が「グラベル寄りのクロスバイク」として「グラベルクロス」なるカテゴリを定義していました。その言葉はとくに定着することはなかったのですが、その理由としてひとつ考えらるのは「そもそもクロスバイクとは、多少の未舗装路も走れる自転車」だからではないでしょうか。
だってクロスバイクの「クロス」って、そもそも「MTBのタフさとロードバイクの軽快さのクロスオーバー」なんですもの。

ちなみにESCAPE Xのリリース文にも、グラベルクロスなんて言葉は当然出てきません。そこに書かれているのは「クロスオーバーの世界観」というフレーズです。
それはさておき、このESCAPE X、単にESCAPE RやESCAPE RXのタイヤを太くしたわけではなく、フレームから別設計。実は日本以外の海外で販売されている「ESCAPE DISC」にとても似ているのですが、まったく同じでもなさそう——要するに、手が込んでいそうです。
価格は88,000円(税込)です。

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[実在人物であり、記事も自ら執筆しています]